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各国の食文化
仕事を通じていろいろな国の食文化を味わう機会がある。
美味しい美味しいと言って食べているうちに、書くことを忘れ、あとになって、「あの料理は何だっただろう?」と考えて、自分のプロ意識の欠如に唖然とする。ノートとペンは必須だが、それがあると味が薄れる気もして。。。。
とにかく集中力しかない。ただ舌に記憶させること。しかし、時間が経つと、舌に残っている味というのは限られてくる。
たとえば、先週のハンガリー大使館のイベントでいただいた料理の中で、記憶に残っているものは、フォアグラだ。これは記憶に鮮明に残っている。めったに食べないフォアグラの料理で、私の胃は驚いてしまったからだ。
そして、先日のタイ大使公邸でいただいたマンゴーの味もしっかりと私の記憶に刻まれた。今、大使館でも力を入れて日本での普及に務めているだけあって、その美味しさといったら。濃厚であまずっぱい味は忘れられない。
甘酸っぱいは、タイ料理の代名詞。私の大好きな「トムヤムクン」も、この大使公邸のシェフの自慢料理の一つだ。ココナッツの中をくりぬき、トムヤムクンの器として使われていた。中身の汁液は、最後のデザートとして登場。この演出もなかなかである。演出により、味が記憶されやすいことも。
美味しい美味しい取材ではあるが、体重の増加も気になるところ。舌の快楽にうつつをぬかしていると、そのうちとんでもないことになりそうで。。。。
美味しい美味しいと言って食べているうちに、書くことを忘れ、あとになって、「あの料理は何だっただろう?」と考えて、自分のプロ意識の欠如に唖然とする。ノートとペンは必須だが、それがあると味が薄れる気もして。。。。
とにかく集中力しかない。ただ舌に記憶させること。しかし、時間が経つと、舌に残っている味というのは限られてくる。
たとえば、先週のハンガリー大使館のイベントでいただいた料理の中で、記憶に残っているものは、フォアグラだ。これは記憶に鮮明に残っている。めったに食べないフォアグラの料理で、私の胃は驚いてしまったからだ。
そして、先日のタイ大使公邸でいただいたマンゴーの味もしっかりと私の記憶に刻まれた。今、大使館でも力を入れて日本での普及に務めているだけあって、その美味しさといったら。濃厚であまずっぱい味は忘れられない。
甘酸っぱいは、タイ料理の代名詞。私の大好きな「トムヤムクン」も、この大使公邸のシェフの自慢料理の一つだ。ココナッツの中をくりぬき、トムヤムクンの器として使われていた。中身の汁液は、最後のデザートとして登場。この演出もなかなかである。演出により、味が記憶されやすいことも。
美味しい美味しい取材ではあるが、体重の増加も気になるところ。舌の快楽にうつつをぬかしていると、そのうちとんでもないことになりそうで。。。。
パレスホテル東京の誕生
知人がパレスホテルのリニューアルに関っている関係で、オープニングのレセプションに招待された。
パレスホテルの住所は、丸の内1-1-1。なんと覚えやすい住所なのだろう。さまに東京のど真ん中、皇居の目の前に位置する。高い階からは、皇居の庭が見渡せるし、1階のカフェではお堀に浮かぶ白鳥を見ながらティータイムが楽しめる。まさに、最高の景観を有するホテルと言っても過言ではない。
今回のホテルのテーマは、「最上質の日本」。ホテルを内覧すると、コンセプトがひしひしと伝わってきた。窓の外には、東京の過去と今、そして未来をつなぐ景色が広がる。これこそがこのホテルの特異性だと思う。デラックスルームは、お風呂から外の景色が楽しめるし、キングサイズのベッドも寝やすそう。モダンで快適な空間を演出している。バーの内装も落ち着いていて、夜景を眺めながら、お気に入りのソルティードッグを飲んでみたいものだ。
華やかなレセプション会場には、いろいろな料理が用意されていた。「かねさか」の寿司も、中国飯店の広東料理も、とても美味しい。中でも、ビンチョスが気に入った。レセプションの料理とは思えない気の使いようだ。
まるで、ホテルに泊まったような満足感を味わった。スパも利用してみたいし。ゆっくりとフレンチも味わいたい。5月17日がグランドオープン。楽しみだが、お値段も気になるところではある。ま、ランチならなんとか行けるかしら?
最高の日本を味わいに、是非、パレスホテル東京のランチに行こうっと!
パレスホテルの住所は、丸の内1-1-1。なんと覚えやすい住所なのだろう。さまに東京のど真ん中、皇居の目の前に位置する。高い階からは、皇居の庭が見渡せるし、1階のカフェではお堀に浮かぶ白鳥を見ながらティータイムが楽しめる。まさに、最高の景観を有するホテルと言っても過言ではない。
今回のホテルのテーマは、「最上質の日本」。ホテルを内覧すると、コンセプトがひしひしと伝わってきた。窓の外には、東京の過去と今、そして未来をつなぐ景色が広がる。これこそがこのホテルの特異性だと思う。デラックスルームは、お風呂から外の景色が楽しめるし、キングサイズのベッドも寝やすそう。モダンで快適な空間を演出している。バーの内装も落ち着いていて、夜景を眺めながら、お気に入りのソルティードッグを飲んでみたいものだ。
華やかなレセプション会場には、いろいろな料理が用意されていた。「かねさか」の寿司も、中国飯店の広東料理も、とても美味しい。中でも、ビンチョスが気に入った。レセプションの料理とは思えない気の使いようだ。
まるで、ホテルに泊まったような満足感を味わった。スパも利用してみたいし。ゆっくりとフレンチも味わいたい。5月17日がグランドオープン。楽しみだが、お値段も気になるところではある。ま、ランチならなんとか行けるかしら?
最高の日本を味わいに、是非、パレスホテル東京のランチに行こうっと!
花の力
4日間続いたいけばなインターナショナル世界大会が昨日閉会した。
まるで夢の中にいたような、そんな4日間であった。世界から集まった800人の会員と一緒に、花を通じて友情が深まったことを実感した。
池坊、小原、草月流,一葉式、未生流、龍生派などのお家元の素晴らしいデモンストレーションをまじかに拝見できたこと、世界の会員たちのそれぞれの流派のいけばなを見ることができたことは貴重な経験であった。それ以上に、この4日間を通して、いろいろな出会いがあり、友達の輪が広がったことが何より嬉しいことであった。
大会中のディナーも心から楽しめるものであった。第一日目と最終日のフォーマルなディナーの司会は、プロのテレビ局のアナウサーが担当した。沖縄放送の看板アナウサーのKさんは、沖縄サミットの司会も担当した方。流暢な英語と日本語でプロフェッショナルに会は進行した。沖縄舞踊や太鼓も披露され、会場は盛り上がった。
2日目と3日目の司会は私の仕事。現役プロたちの技にはおよばないけれど、一応、バイリンガルの司会も職業としている身としては、きちんと仕事をこなしたい。とにかく楽しんでいただければ、という気持ちで臨んだ。
2日目のエンターテインメントは、能の面の紹介と「船弁慶」の仕舞だった。演じるのは人間国宝の宇高通成さん。その気迫に、会員は驚いたようだ。3日目は、アメリカ人のジョーン・海山、ネプチューン氏による尺八演奏。古典からジャズまで、楽しく聞かせてくださった。いけばなのように、尺八は世界に発信されていくに違いない。「尺八インターナショナル」もできるかもしれない、と感じさせるダイナミックな演奏であった。
最後のさよならディナーでは、地区大会のプレゼンテーションが開催国の担当者によって行なわれた。2012年11月にはニューデリーで、2014年の5月にはアメリカのアッシュビルで、2014年8月にはドイツのポツダムで開催される。もうすでにそれぞれの支部がその準備にとりかかっている。
また、そのときに、この大会で出会った人たちと再会するだろう。国籍を超え、宗教を超え、人の和が広がっていく。「花の力ってすごいですね」と言った会員の言葉が忘れられない。
まるで夢の中にいたような、そんな4日間であった。世界から集まった800人の会員と一緒に、花を通じて友情が深まったことを実感した。
池坊、小原、草月流,一葉式、未生流、龍生派などのお家元の素晴らしいデモンストレーションをまじかに拝見できたこと、世界の会員たちのそれぞれの流派のいけばなを見ることができたことは貴重な経験であった。それ以上に、この4日間を通して、いろいろな出会いがあり、友達の輪が広がったことが何より嬉しいことであった。
大会中のディナーも心から楽しめるものであった。第一日目と最終日のフォーマルなディナーの司会は、プロのテレビ局のアナウサーが担当した。沖縄放送の看板アナウサーのKさんは、沖縄サミットの司会も担当した方。流暢な英語と日本語でプロフェッショナルに会は進行した。沖縄舞踊や太鼓も披露され、会場は盛り上がった。2日目と3日目の司会は私の仕事。現役プロたちの技にはおよばないけれど、一応、バイリンガルの司会も職業としている身としては、きちんと仕事をこなしたい。とにかく楽しんでいただければ、という気持ちで臨んだ。
2日目のエンターテインメントは、能の面の紹介と「船弁慶」の仕舞だった。演じるのは人間国宝の宇高通成さん。その気迫に、会員は驚いたようだ。3日目は、アメリカ人のジョーン・海山、ネプチューン氏による尺八演奏。古典からジャズまで、楽しく聞かせてくださった。いけばなのように、尺八は世界に発信されていくに違いない。「尺八インターナショナル」もできるかもしれない、と感じさせるダイナミックな演奏であった。最後のさよならディナーでは、地区大会のプレゼンテーションが開催国の担当者によって行なわれた。2012年11月にはニューデリーで、2014年の5月にはアメリカのアッシュビルで、2014年8月にはドイツのポツダムで開催される。もうすでにそれぞれの支部がその準備にとりかかっている。
また、そのときに、この大会で出会った人たちと再会するだろう。国籍を超え、宗教を超え、人の和が広がっていく。「花の力ってすごいですね」と言った会員の言葉が忘れられない。
2012-05-05 07:08
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いけばなインターナショナル世界大会始まる
やっとこの日がきた!
昨年の震災で1年延期になったいけばなインターナショナル世界大会。場所はお台場のグランドパシフィック。ひさしぶりに「ゆりかもめ」に乗ってお台場に向かう。東京湾を迂回し、ベイブリッジを見ながらの電車?の旅は、ちょっとした旅行気分が味わえる。
会場正面には、ゴージャスな迎花が設えてある。ここに、世界各国から約800名のいけばなインターナショナルの会員が集まり、4日間の大会が開催されるのだ。
いけばなの展示。お家元や会員によるデモンストレーション、会議、エンターテインメントなど盛りだくさんのプログラムが用意されている。
会場で、モロッコの大使夫人とお会いした。大使夫人のコーナーもあり、夫人もモロッコ風の花の装花をしていらした。おばさまの遠州流お家元の名鏡先生とご一緒に記念撮影をする。このコーナーには、スイスの大使夫人の作品も飾られていた。とても珍しい薔薇を花材に使っていて、華やかさを演出していた。
5年に一度の世界大会。「花で友好を」のモットーが世界に発信されるこの会が成功しますように。
花よ、力をくださいね!
昨年の震災で1年延期になったいけばなインターナショナル世界大会。場所はお台場のグランドパシフィック。ひさしぶりに「ゆりかもめ」に乗ってお台場に向かう。東京湾を迂回し、ベイブリッジを見ながらの電車?の旅は、ちょっとした旅行気分が味わえる。会場正面には、ゴージャスな迎花が設えてある。ここに、世界各国から約800名のいけばなインターナショナルの会員が集まり、4日間の大会が開催されるのだ。
いけばなの展示。お家元や会員によるデモンストレーション、会議、エンターテインメントなど盛りだくさんのプログラムが用意されている。
会場で、モロッコの大使夫人とお会いした。大使夫人のコーナーもあり、夫人もモロッコ風の花の装花をしていらした。おばさまの遠州流お家元の名鏡先生とご一緒に記念撮影をする。このコーナーには、スイスの大使夫人の作品も飾られていた。とても珍しい薔薇を花材に使っていて、華やかさを演出していた。5年に一度の世界大会。「花で友好を」のモットーが世界に発信されるこの会が成功しますように。
花よ、力をくださいね!
大使夫人の花レッスン(クウェート編)
4月の大使夫人の花レッスンの会場は、クウェート大使館であった。それは豪華な広い大使館で、中は大理石と超豪華。そこに、ギリシャ、ベルギー、キューバ、ニカラグア、ボリビア、タイ、パキスタン、オマーン、パレスチナ、チュニジア、ジプチ、サウジアラビア、モロッコ、UAE,スーダンの大使夫人が集まった。キューバの大使夫人の姪の方も来日中で、参加。鳩山夫人も加わり、総勢、18名ととても賑やかだ。
赤井勝先生は、朝早くから太田市場で花材をそろえてくださった。その種類の多いことに驚かされる。食材で美味し
い料理ができるように、フラワーアレンジメントも、どんな花材を使うかによって、その日のできが決まる。そしてまた、自分の着ている洋服と同じ色合いになるから不思議。先生曰く、「今日はそんな気分なんですね。その色があなたの今日の気持ちの色なんですよ」。レッスンの後にいつもグループで写真を撮るのだが、20名一緒の写真を撮るのは至難の技。吹き抜けになったリビングルームの階段を使って、チーズ!写真撮影のあとは、クウェート料理をたくさんいただいた。アラブの料理は、ヨーグルトがふんだんに使われている。クウェートの大使夫人は、クレオパトラを思わせるような女優のよう
な美しい方だが、やはり食生活も影響しているのかもしれない。そして、ランチの後、着物の着付けをしていただいた。ご協力いただいたのは、高岡とよこ先生。六本木にサロンをかまえる80歳の先生だが、昨年着物の着付けで東京都からマイスターの称号をいただいたそうだ。外国の方が着物をきても違和感がないのは、この先生の着付けの技のおかげだ。マダムたちは大喜び。アラブ諸国では
髪を男性に見せない習慣がある国もあるので、このブログで、美しく変身したマダムたちを紹介できないのが残念だ。今日の私の作品を家に持ち帰り、光の入るサンルームのテーブルの上においたら、幸せがそこいらじゅうに弾けた。花は元気の源。見る人を幸せにするパワーがある。
1ヶ月あとに
友人の結婚式から1ヶ月後に、写真が届いた。
その結婚式で、私はご祝儀として「松」を踊った。そのとき、パレスチナの大使ご夫妻が主賓として出席されていて、大使のご挨拶の通訳を仰せつかった。自分では撮ることのできない写真。しかも、プロフェッショナルによる写真なので、とても嬉しい。
まるで、手品をしているような扇子の動き。このタイミングでシャッターを押すのはすごいと思う。
まるで、掛け合い漫才のような大使と私。このタイミングも素晴らしい。
自分で撮った写真を見ると絶妙なるシャッターチャンスは、めったにない。それこそが、写真が生き生きとするこ
つなのだが。
踊りに関していえば、その踊りを知らない人が、写真をとるのはとても難しい。どこで決まるのか、そのままのポーズをいつまでとっているのか、わからないからだ。撮ろうと思っていると、急に動きだしたりするものだ。だから、私の踊りを撮ってくださったプロの方は、日舞も撮りなれていらっしゃるのかもしれない。でも、リハーサルもしていないのに、やはり、天性の才能かな?

まきちゃん、ありがとう。こんな特別な写真、めったにいただけません。御宝にします。きっとお二人の写真も、素敵なことでしょう。是非、送ってくださいね!
その結婚式で、私はご祝儀として「松」を踊った。そのとき、パレスチナの大使ご夫妻が主賓として出席されていて、大使のご挨拶の通訳を仰せつかった。自分では撮ることのできない写真。しかも、プロフェッショナルによる写真なので、とても嬉しい。まるで、手品をしているような扇子の動き。このタイミングでシャッターを押すのはすごいと思う。
まるで、掛け合い漫才のような大使と私。このタイミングも素晴らしい。
自分で撮った写真を見ると絶妙なるシャッターチャンスは、めったにない。それこそが、写真が生き生きとするこ
つなのだが。踊りに関していえば、その踊りを知らない人が、写真をとるのはとても難しい。どこで決まるのか、そのままのポーズをいつまでとっているのか、わからないからだ。撮ろうと思っていると、急に動きだしたりするものだ。だから、私の踊りを撮ってくださったプロの方は、日舞も撮りなれていらっしゃるのかもしれない。でも、リハーサルもしていないのに、やはり、天性の才能かな?

まきちゃん、ありがとう。こんな特別な写真、めったにいただけません。御宝にします。きっとお二人の写真も、素敵なことでしょう。是非、送ってくださいね!
高尾山の桜
ブログをすっかりご無沙汰してしまった。
気付いたら、もう4月も終わり。この調子で1年があっという間に過ぎていくのだろう。
この10日間の忙しさといったら。
いつもの大使館取材以外に、4月27日には、大使夫人が23名も集まる花の会を準備している。4月の終わりに日舞の発表会がある。そして5月1日から4日間、お台場で世界から1000名の会員が集まり「いけばなイン
ターナショナル」の世界大会が開催されるのだ。その準備に追われている。
5年に1回のこの会のために、いけばなインターナショナルの役員たちは、大忙し。私はディナーの司会、会議のプレゼンテーション、通訳をする予定。会議の段取りもしなければならない。しかも、公用語が英語のこの会ゆえに、原稿は全て英語で準備しなければならない。まるで、受験生のように、辞書とにらめっこしている。
その上、日舞の会では、「三社祭り」に挑戦している。年齢的に限界だと思いつつ、それでもトライするところがなんとも言えない。これって、年をとった女性が、若い洋服を着たがるのと似ているかもしれない。たとえば、この踊
りは、飛び上がったり、跳ねたりする所作が多いのだが、正直、立ったり座ったりするのが大変な年齢になってきている。しかし、自分ができないことを認めたくないゆえに、あえてこのような踊りに挑戦していると、自己診断している。稽古のあとは、2,3日、筋肉のふしぶしが痛んでいる。あー、年はとりたくないものだ。
ところで、そんな中、心が晴れ晴れとするバス旅行に行ってきた。
あの、ミシュランの三ツ星で有名な高尾山である。いけばなインターナショナルの鎌倉支部の4月例会のバス旅行だ。季節によって違う顔を見せるこの山は、今は、桜で賑わっている。もう下界では、花が散ってしまったが、
ここには、様々な種類の桜が目を潤してくれる。緑の中で、その美しさはますます輝いている。いつか、こんな風景を絵に描いてみたいと思う。
高尾山は霊気漂う、修行僧の訓練の場でもある。護摩法要は、心身の穢れをそぎ落とされていると実感するほど、迫力のあるものであった。火の力はすごい。
そして、その後に、お坊様から「感謝の気持ちを持つことの大切さ」のお話しを聞いた。「あれが美味しい。これが
嫌いだといって、物を大切に食べない人が多いが、実は、命をいただいて私たちは生かされているのです。何でも感謝していただくことが大切です」というお話は、小学校の道徳の時間を思い出させた。このような教えは、実はとても大切なことで、シンプルではあるが、一番心に染みとおる。小学校のときに、先生から聞いたときとは違い、今の私にはもっと実感としてその言葉がしみてくるのだ。
その後にいただいた精進料理もとても美味しかった。薬王院の前の桜が、私たちを包み込むように迎えてくれた。さあ、桜からいただいたエネルギーで、これからの大仕事、がんばりますか!
気付いたら、もう4月も終わり。この調子で1年があっという間に過ぎていくのだろう。この10日間の忙しさといったら。
いつもの大使館取材以外に、4月27日には、大使夫人が23名も集まる花の会を準備している。4月の終わりに日舞の発表会がある。そして5月1日から4日間、お台場で世界から1000名の会員が集まり「いけばなイン
ターナショナル」の世界大会が開催されるのだ。その準備に追われている。5年に1回のこの会のために、いけばなインターナショナルの役員たちは、大忙し。私はディナーの司会、会議のプレゼンテーション、通訳をする予定。会議の段取りもしなければならない。しかも、公用語が英語のこの会ゆえに、原稿は全て英語で準備しなければならない。まるで、受験生のように、辞書とにらめっこしている。
その上、日舞の会では、「三社祭り」に挑戦している。年齢的に限界だと思いつつ、それでもトライするところがなんとも言えない。これって、年をとった女性が、若い洋服を着たがるのと似ているかもしれない。たとえば、この踊
りは、飛び上がったり、跳ねたりする所作が多いのだが、正直、立ったり座ったりするのが大変な年齢になってきている。しかし、自分ができないことを認めたくないゆえに、あえてこのような踊りに挑戦していると、自己診断している。稽古のあとは、2,3日、筋肉のふしぶしが痛んでいる。あー、年はとりたくないものだ。ところで、そんな中、心が晴れ晴れとするバス旅行に行ってきた。
あの、ミシュランの三ツ星で有名な高尾山である。いけばなインターナショナルの鎌倉支部の4月例会のバス旅行だ。季節によって違う顔を見せるこの山は、今は、桜で賑わっている。もう下界では、花が散ってしまったが、
ここには、様々な種類の桜が目を潤してくれる。緑の中で、その美しさはますます輝いている。いつか、こんな風景を絵に描いてみたいと思う。高尾山は霊気漂う、修行僧の訓練の場でもある。護摩法要は、心身の穢れをそぎ落とされていると実感するほど、迫力のあるものであった。火の力はすごい。
そして、その後に、お坊様から「感謝の気持ちを持つことの大切さ」のお話しを聞いた。「あれが美味しい。これが
嫌いだといって、物を大切に食べない人が多いが、実は、命をいただいて私たちは生かされているのです。何でも感謝していただくことが大切です」というお話は、小学校の道徳の時間を思い出させた。このような教えは、実はとても大切なことで、シンプルではあるが、一番心に染みとおる。小学校のときに、先生から聞いたときとは違い、今の私にはもっと実感としてその言葉がしみてくるのだ。
その後にいただいた精進料理もとても美味しかった。薬王院の前の桜が、私たちを包み込むように迎えてくれた。さあ、桜からいただいたエネルギーで、これからの大仕事、がんばりますか!
魅惑のパキスタン料理
素朴な信州の旅からもどってすぐに、都内の著名なパキスタン料理のレストランに招待された。
麻布十番にある、シディークパレスというレストランだ。招待してくださったのは、パキスタン大使夫人のアムナットさん。ところがこの日、私は、朝から日舞の稽古があり、遅れること30分。すでにメインゲストが到着した後で冷や汗をかく。そう、この日のゲストは、鳩山幸さん、京子・スペクターさん、インド大使夫人、ギリシャ大使夫人、モロッコ大使夫人、そして南部夫人だ。
シディークパレスは、都内に25のレストランを経営するラムザン・シディーク氏がオーナー。パキスタン人として日本で成功している実業家のシディーク氏自ら挨拶に見えた。ここには、小さな舞台もあり、毎晩、ベリーダンスが見られるらしい。
次から次に運ばれてくる料理は、スパイスが効いていてとても美味しい。辛いもの大好きの私には、たまらない味。シークカバブ(鉄串にスパイシーなひき肉を纏わせ焼いたもの)、サモサチャート(カットしたサモサに野菜のヨーグルトがかけてあるサラダ)と珍しいものがどんどん出てくる。タンドリーチキンも絶妙なる味。最後は、ほうれん草のカリーとバターチキンのカリーを、ナンと、タワロティ(小麦の全粒粉で作る薄焼きブレッド)と一緒に食べた。「ここのバターチキンカリーは最高よ。夫も大好物なの」とモロッコ大使夫人。そうだろうとうなづける。
帰りに、シディーク氏からお土産にカリーのレトルトをいただいた。ここのオリジナルらしい。流石、実業家。着実にビジネスを展開しているとお見受けする。
また行ってみたいレストランのファイルに入れようっと!
麻布十番にある、シディークパレスというレストランだ。招待してくださったのは、パキスタン大使夫人のアムナットさん。ところがこの日、私は、朝から日舞の稽古があり、遅れること30分。すでにメインゲストが到着した後で冷や汗をかく。そう、この日のゲストは、鳩山幸さん、京子・スペクターさん、インド大使夫人、ギリシャ大使夫人、モロッコ大使夫人、そして南部夫人だ。シディークパレスは、都内に25のレストランを経営するラムザン・シディーク氏がオーナー。パキスタン人として日本で成功している実業家のシディーク氏自ら挨拶に見えた。ここには、小さな舞台もあり、毎晩、ベリーダンスが見られるらしい。
次から次に運ばれてくる料理は、スパイスが効いていてとても美味しい。辛いもの大好きの私には、たまらない味。シークカバブ(鉄串にスパイシーなひき肉を纏わせ焼いたもの)、サモサチャート(カットしたサモサに野菜のヨーグルトがかけてあるサラダ)と珍しいものがどんどん出てくる。タンドリーチキンも絶妙なる味。最後は、ほうれん草のカリーとバターチキンのカリーを、ナンと、タワロティ(小麦の全粒粉で作る薄焼きブレッド)と一緒に食べた。「ここのバターチキンカリーは最高よ。夫も大好物なの」とモロッコ大使夫人。そうだろうとうなづける。
帰りに、シディーク氏からお土産にカリーのレトルトをいただいた。ここのオリジナルらしい。流石、実業家。着実にビジネスを展開しているとお見受けする。
また行ってみたいレストランのファイルに入れようっと!
憧れの宿
前から一度泊まってみたいと思っていた宿がある。
信州の下諏訪にある「みなとや」だ。岡本太郎、白州次郎など、数々の文人がよく泊まりにきたという宿。一体どんなところなのだろう。
今回、親戚の法事で長野に行くことになり、知人のカメラマンのAさんに、「どこがいいと思います?」と聞くと、やはり「みなとやさんでしょう」という答えが返ってきた。早速に電話すると、やさしい声のおじいさんが出て、感じのいいことこの上ない。予約もスムーズにできて、泊まる日を指折り数えて待っていた。
そして、ついにその日がやってきた。
みなとや旅館は、諏訪大社、秋宮のすぐそばで、路地に佇む小さな宿であった。気付かなければ通り過ぎてしまうような。。。ひなびた街並みは今に残っている。家の前に湧き出す温泉を樽にため、自由に手を洗うように設えているのが楽しい。その温泉は、、女神さまの化粧水と言われ、「みなとや」も、庭の真ん中にある露天風呂が何よりの魅力となっている。宿につくと、早速その温泉に案内された。洗い場もなく、ただ浸かるだけの温泉。ほっとする。この素朴さ、ずうっと忘れていたような気がする。
出された食事も、山菜が中心。そしてメインは馬肉。他では味わえない料理ばかりだ。朝食の味噌焼きおにぎりや、蕎麦ぞうすいも、なにもかもが懐かしい味。そして、食事のときにそばでいろいろな話をしながら給仕してくださった女将さんは、もう84歳だという。とてもそんな年には見えない。聞くと、休日もないという。365日、働き続けることをむしろ楽しみとしている様子が伝わってくる。
きっとここを常宿にした人たちは、贅を知り尽くした後に、この素朴さや、働く人たちの真摯さに魅了されたのだと思う。心に残る出会いの宿である。
信州の下諏訪にある「みなとや」だ。岡本太郎、白州次郎など、数々の文人がよく泊まりにきたという宿。一体どんなところなのだろう。
今回、親戚の法事で長野に行くことになり、知人のカメラマンのAさんに、「どこがいいと思います?」と聞くと、やはり「みなとやさんでしょう」という答えが返ってきた。早速に電話すると、やさしい声のおじいさんが出て、感じのいいことこの上ない。予約もスムーズにできて、泊まる日を指折り数えて待っていた。
そして、ついにその日がやってきた。
みなとや旅館は、諏訪大社、秋宮のすぐそばで、路地に佇む小さな宿であった。気付かなければ通り過ぎてしまうような。。。ひなびた街並みは今に残っている。家の前に湧き出す温泉を樽にため、自由に手を洗うように設えているのが楽しい。その温泉は、、女神さまの化粧水と言われ、「みなとや」も、庭の真ん中にある露天風呂が何よりの魅力となっている。宿につくと、早速その温泉に案内された。洗い場もなく、ただ浸かるだけの温泉。ほっとする。この素朴さ、ずうっと忘れていたような気がする。
出された食事も、山菜が中心。そしてメインは馬肉。他では味わえない料理ばかりだ。朝食の味噌焼きおにぎりや、蕎麦ぞうすいも、なにもかもが懐かしい味。そして、食事のときにそばでいろいろな話をしながら給仕してくださった女将さんは、もう84歳だという。とてもそんな年には見えない。聞くと、休日もないという。365日、働き続けることをむしろ楽しみとしている様子が伝わってくる。きっとここを常宿にした人たちは、贅を知り尽くした後に、この素朴さや、働く人たちの真摯さに魅了されたのだと思う。心に残る出会いの宿である。
アルジェリアのもてなし術
アルジェリアといえば、「カスバの女」の歌が頭に浮かぶ人が多いだろう。
ずうっと遠い国、そんなイメージがあるが、大使夫妻と知り合ってもう6年になる私にとっては、いろいろな機会にこの国の紹介をしてきただけに、とっても近い国である。
以前は世田谷にあった大使公邸が、麻布に引越してきて1年。久しぶりに、この国の文化を味わう機会に恵まれた。白亜の建物は、アルジェリアの雰囲気にあふれている。一歩中に足を踏み入れると、そこは異国の世界だ。中央に中庭があり、そこでは、アルジェリアのお茶のデモンストレーションが夫人によって再現された。生のミントをたっぷりと使い、お砂糖を入れて飲む。サハラ砂漠では、この甘いお茶が欠かせないという。
テーブルセッティングにも、夫人の洗練されたセンスが生かされている。アラブと地中海の交じり合った文化が料理にもあらわれている。クスクスは、フランスを経て、世界に広がっていったが、もともとは、アルジェリアやモロッコの料理である。都内にはアルジェリア料理店がないので、本物ののアルジェリア料理を味わえるのはここだけ。「いつか、アルジェリアのレストランを作りたい」という大使の夢。実現するといいなと思う。
石油、天然ガスなどの資源豊かなアルジェリアと技術国日本との関係は今後もますます強くなることだろう。お互いの交流がもっと盛んになることを祈る。
ずうっと遠い国、そんなイメージがあるが、大使夫妻と知り合ってもう6年になる私にとっては、いろいろな機会にこの国の紹介をしてきただけに、とっても近い国である。以前は世田谷にあった大使公邸が、麻布に引越してきて1年。久しぶりに、この国の文化を味わう機会に恵まれた。白亜の建物は、アルジェリアの雰囲気にあふれている。一歩中に足を踏み入れると、そこは異国の世界だ。中央に中庭があり、そこでは、アルジェリアのお茶のデモンストレーションが夫人によって再現された。生のミントをたっぷりと使い、お砂糖を入れて飲む。サハラ砂漠では、この甘いお茶が欠かせないという。
テーブルセッティングにも、夫人の洗練されたセンスが生かされている。アラブと地中海の交じり合った文化が料理にもあらわれている。クスクスは、フランスを経て、世界に広がっていったが、もともとは、アルジェリアやモロッコの料理である。都内にはアルジェリア料理店がないので、本物ののアルジェリア料理を味わえるのはここだけ。「いつか、アルジェリアのレストランを作りたい」という大使の夢。実現するといいなと思う。石油、天然ガスなどの資源豊かなアルジェリアと技術国日本との関係は今後もますます強くなることだろう。お互いの交流がもっと盛んになることを祈る。
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